私たちの仕事

總警の主要業務は、水道管更新工事関連の現場における交通誘導警備。官公庁等から工事を請け負っている会社と提携し、各現場に出向いています。水道は人々の生活と切っても切り離せないものなので、ほとんどの現場が人々の生活エリアの中にあります。道路を利用する一般車両や通行人の方々、近隣住民の方々に、ご不便・ご迷惑をおかけしないように配慮しながら、安全かつスムーズに工事を成し遂げるためには、適切な交通誘導を行える警備員の存在が欠かせません。実際、警備員を手配できない場合は、その日の工事自体が中止になってしまいます。人々の生活のために必要な工事を、必要なタイミングで行えるように、私たちがいるのです。

 

私たちの仕事の社会的意義

耐用年数を超えた配水管が実は多い

弊社への出動依頼は、途切れることなく常にあります。それは、弊社が現場警備を担う水道管更新工事は「社会に必要なのに、間に合っていない工事」の最たるものだからです。

道路に埋まっている配水管(水道の本管)の法定耐用年数は、40年とされています。しかし、実際には40年を超えて使われているものが少なくありません。高度成長期の大規模インフラ整備の流れで、一気に整備された水道施設の更新工事が進んでいないのです。耐用年数を超えて老朽化した水道管を使い続けると、つなぎ目から漏水するおそれがあります。また、地震によって管が割れる、あるいは抜けてしまい、漏水の同時多発となる可能性もあります。